普段、あまりテレビを見るほうでは無いのですが、
日曜日の「関ジャム」はよく見ます。
MCの関ジャニメンバーと俳優の古田新太が、音楽のプロたちを招いて
テーマに沿った解説、見解を聞き出し、
掘り下げていくのですごく面白く、勉強になります。
ラストはメンバーとゲストのコラボ演奏が豪華
演奏の終わった瞬間のメンバーの緊張が解ける表情も魅力
昨日は3人の業界のプロが選んだ
“スゴイ映画音楽”を取り上げていました。
(以下、ゲストの評論を抜粋)
「スーパーマン」「スターウォーズ」「インディ・ジョーンズ」「E.T.」など
大ヒット連発のジョン・ウィリアムズの作品は“フレーズを2度繰り返す”方式。
「ターミネーター」のダダッダッダダン!や
「ミッション・インポッシブル」のタッッタッッタッタッは
“5拍子のリズム”が強烈なインパクト。
ヒッチコックの「サイコ」はレとミの不協和音だけで無意識に恐怖を与え、
また超高音域のウ”ァイオリンが叫び声や、
ナイフで切り裂かれていく様子を連想させている。
「007ジェームズ・ボンドのテーマ」はシリーズ1作ごとに全てアレンジが違って
作曲家の腕の見せ所が楽しめる。
「ニュー・シネマ・パラダイス」では、
主人公の成長一つ一つのシーンに同じ音楽が流れ
曲にその思い出が蓄積されていき、ラストシーンでその曲が流れると
それまでの全てのシーンが走馬灯のように思い出され
どっと感動が押し寄せてくる。
「スタンド・バイ・ミー」はテーマ “旅と友情” が
時の流れで変化しないものとして”一貫して変わらないベースライン”で表され
時の流れで変化していくものとして”曲の展開”で表され
見事にマッチしている。
「戦場のメリークリスマス」は
西洋的なコードと東洋的なメロディー(26抜き音階)の掛け合わせで
独特の国籍感が魅力。
映像と音楽は、作り出す人の無限のアイデアによって
見る者、聴く者を一瞬にして惹き込むのですね。
映画で感動!したくなりました