40周年を迎える市の吹奏楽祭に伴奏で参加させて頂きました。
市内の中学校、高校、高校OBの楽団、市の楽団と様々な世代の音楽好きが集結。
今回はホールのこけら落としの意味もあって初のソロ部門が設けられ、多数の演奏者がエントリー。
そのうちのおひとりが、先日のブログで紹介したオーボエ奏者のS君こと、佐藤君です。
穏やかで慎ましいたたずまいの佐藤君は楽団 ‟ベルエキップ” の団長さんもされ、
かねてからチャレンジしたかったというソロで臨まれました。
演奏曲は、1999年に放映されたNHK連続テレビ小説のオープニング曲 「風笛」
木管楽器のオーボエにふさわしく、温かみがあって
限りなく続く透き通った空と、果てしなく続く草原の映像が出てくるような、とても美しい旋律の曲です。
今回、頂いた楽譜にたんまり手を加えたことで、その映像が少々ポップになった感ありますが・・・。
佐藤君に 「とても気持ちよく吹けました。」 と喜んでもらえたようで、アレンジした甲斐があります。
中高生の熱演後のトリ、プレッシャーを感じながらも、リニューアルした舞台は本当に気持ちよくて
ステージピアノも会場に美しく響いて快感
フレーズを丁寧に扱い、一音一音自分の音を聴きながら奏する奏者とのアンサンブル
音楽できる幸せを深く感じられる瞬間です
そして音楽通じて繋がるご縁、大切にしたいと思い ます。